更年期で変化する生理周期

女性は40代頃になると、生理に多くの変化が出始めるといわれています。
たとえば、

  • 生理周期が乱れて生理不順になる
  • 生理が長引いたり なかなか止まらない
  • 不正出血や生理痛がツライ

このように更年期の生理不順は、いままでとは違う生理の出血量や周期などで戸惑ってしまう方が多いんです。

更年期の生理トラブルは、どのように変わるのか 個人差があるため特定できないのが正直なところ。

まずは 周期のズレを見つけやすいよう 日ごろから自身の周期を理解し、体を観察することが大切です。

ここでは 更年期の生理トラブルで特に多い『生理不順』『生理痛』について原因と対処法を紹介しておりますので参考にしてみてください。

更年期 生理不順の原因とは?

更年期による生理不順の原因として、
加齢やストレスによるホルモンバランスの乱れが挙げられます。

卵巣が正常に働いていると、生理の周期は25~38日に1度の周期で訪れます。

ですが、ストレスといった原因が影響し 脳下垂体より分泌される卵巣に対する指令ホルモンが乱れ、生理が不定期になったり 止まってしまったり する恐れがあります。


先生

特に、40代を過ぎると少しずつ卵巣の機能が低下し 女性ホルモンの分泌が減少。
それが原因で生理に変化が起こり 更年期特有の生理不順が起こるのです。

一度 周期が短くなり 次第に間隔があいて 閉経へとつながるパターンが多く、出血量は通常少なり 最後にドバッと増加します。

更年期 生理不順の対処法とは?

・ストレスが原因


ストレスで生理不順が起こることもあるので 普段から心身をリラックスさせてあげることが大切です。

ホルモンのバランスを整えるためにも、ゆったりとした休憩時間をとり、質の良い睡眠を心がけましょう。
どんなに仕事が忙しい方でも、1日の中で少しでもゆったりと過ごす時間をキープすることをオススメします。


・出血量の対策


更年期の生理不順では 鉄分を多めに摂取することが重要。

それは
『生理の周期が短くなった』『出血量が増えた』『出血が長くつづく』
など、貧血になりやすい状態があらわれることもあるからです。

レバーやヒジキ、小松菜、高野豆腐などが 鉄分を豊富に含む食材としてしられていますので 積極的に取り入れましょう。


・サプリメントを利用する


食事から摂取しても不足してしまうときには、サプリメントの利用もGOODです。
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過度なダイエットを続けていると、栄養不足となり生理異常につながる恐れがあります。体重はゆっくりと落とすことが、更年期の鉄板なダイエット法。

更年期だからこそ 極端なダイエットは控えましょう。


・低用量ピルで治療


低用量ピルで生理の周期をコントロールする方法があります。

多少の生理不順であれば治療することはないのですが
『周期が安定しない』『量が非常に多い』
など、日常生活をするうえで不都合となる症状が多い方向けの治療法です。

低用量ピルは生理の周期を安定させ、出血量もコントロールしてくれます。さらに、エストロゲンを補うこともできるため、更年期障害のひとつである 骨粗しょう症予防にもつながります。

更年期の生理痛とは

生理痛は生理に伴う腰痛や下腹部痛、頭痛、めまい、吐き気などのことです。

不快な症状ですが、生理が原因としてガマンしてしまう女性も多いです。

まして更年期になる40代ですと ながく生理と付き合ってきたわけですから ガマンしてしまう方が多いのも仕方がないです。

しかし、更年期の生理不順では 不快な生理トラブルは当たり前と考えず 生理とうまく付き合うためにも また更年期障害対策のためにも ガマンせず 正しい方法で生理不順と向き合いましょう。

そして 生理が終わるとともに 更年期の生理痛も消えてしまいますよ。


・こんな時は病院へ


『市販の薬が効かない』『痛みが増した』などの場合は 子宮内膜症といった病気が原因の場合もあります。

まずは病院で受診を。

生理痛をガマンしていると、子宮内膜症になりやすいことがわかってきました。
検査をきちんと受け 痛みは積極的に抑えましよう。

生理痛の原因とは

生理痛の原因は、子宮の収縮です。

厚くなった子宮内膜がはがれ落ちることで生理血となり外に押し出されることで起こります。

生理の間は プロスタグランディンが分泌され 生理血が外に流れるよう、子宮を収縮させる作用があります。
この収縮が生理痛の原因であり、その物質が必要量以上に分泌されてしまうと 子宮の収縮が強まり 痛みも増します。

また、血管を収縮させる作用で

  • 腰痛
  • 頭痛
  • 血行不良
  • 倦怠感
  • 冷え

などの症状も起こります。

生理痛は、疲れやストレス 不規則な食生活など 様々なことが原因で起こります。

更年期 生理痛の対策法

・体を温める、痛みを軽減する


血行がよくなると 自然と痛みも和らぎます。

血行をよくするためには 一番に体を温めることが大切です。
温める方法として 入浴が最も最適。半身浴や足湯など、自身にあった入浴法を探してみましょう。

また、衣類を工夫して体を冷えないよう気を付けることも重要です。
中でも 腰の周りは温かさをしっかりとキープして。カイロを使って体を冷えないようにするとよいでしょう。


・軽く足や腰を動かす


骨盤の中の血行を良くするためには、腰を回す 前後にゆっくりと動かすなどが効果的です。
激しい運動は 更年期の生理痛には 逆に痛みを悪化させる原因となりますので 無理のない程度で行いましょう。

ずっと同じ姿勢を続ると 血行が滞ります。

足首を動かす、ふくらはぎのマッサージ、、足指の屈伸などを行うと 血流がよくなり 全身の血行促進にもつながります。

きついベルトやガードルなどで下半身をしめつけると逆効果。
なるべく避けたほうがベターです。


・血行促進効果があるビタミンE


普段の食事で注意したいことは 生理不順にも役立つ栄養素。特にビタミンEは 血行を良くする働きがあります。

ウナギ、カボチャ、ナッツ類、アボカド、オリーブオイルなどビタミンEを多く含む食材も心がけて摂取しましょう。

ほかにも、抗酸化作用があり、老化防止につながります。


・甘いものを控える


生理中には、クリームといった甘い食べ物を控えたほうがベターです。

体にとって重要なビタミンやミネラルを奪ってしまう恐れがあるからです。
もし、どうしても甘いものがほしいということであれば メープルシロップや黒砂糖、ドライフルーツなどをチョイスして。


・鎮静剤をうまく使用する


薬は怖いから飲みたくないという方も 生理痛はそのときだけの痛みです。

鎮静剤の作用は 主にプロスタグランディンの増加を抑えるもの。
用法を正しく守れば 飲むことに問題はありません。

飲むタイミングは 痛みが始まりそうという初期段階です。痛みがきてから飲んでも、十分な効果が発揮できません。


・周期も痛みもコントロールする低用量ピル


周期を安定させるだけでなく 生理痛を非常に軽くしてくれます。

世界中でも広く知られているもので 保険の適用もできます。子宮内膜が厚くなることを抑制し それにより生理血が減少、子宮の収縮もおさまります。

更年期の生理不順まとめ

更年期の生理の不順は、加齢やホルモンバランスの乱れなどが原因のため 異常ではありません。

ですが、40代を過ぎると子宮体がんや卵巣がんなどの発症率がアップしてしまいます。

更年期で『生理が不規則である』『生理の周期以外に出血が続く』などの場合 すぐに受診することをオススメします。

ほかにも 『周期が短縮された』『出血量が多い気がする』などの場合に貧血になりやすくなります。

立ちくらみ、動悸、疲れ などの症状が出たら 貧血のサイン。
ヒドくなる前に まず検査を受けてみることが大切です。

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