髪は女性の命、と昔から言われてきました。今ではいろいろなヘアケアグッズがあり、髪を美しく保つための助けになっています。

でも、高価なシャンプーやトリートメントを使っているのに、

なかなか効果が出ない
髪や地肌のトラブルが減らない

という声も多く聞かれます。

なぜ髪のトラブルは消えないのでしょうか?


まずはヘアケアの根本から見直して、美しく強い髪、育てませんか?

まずは知っておこう髪が生え変わるサイクル

まず基本で押さえておきたいのが、髪の生え変わるサイクル、「毛周期」。
ヒトの全身の毛は、このようなサイクルで伸びては抜け、を繰り返しています。

・成長期

毛根から今すでに生えている毛が切り離されると、毛乳頭という毛根の奥の方の部分で作られます。この時点では古いほうの毛はまだとどまっていますが、新しい毛が成長し伸び始めると、古池は毛穴から押し出され、自然に抜け落ちます。

人により個人差はありますが、一日の平均抜け毛本数は平均50本~100本と言われています。


次に来るのが↓


・退行期

毛乳頭での細胞分れるが終了し、髪がそれ以上伸びなくなると成長期の終わりです。そうなると毛の根元は縮み、毛母細胞(毛が作られる場所)から切り離されます。


そして…↓


・休眠期

古い毛は休眠状態に、そして、毛母細胞で新しい毛が再び作られていきます。



このサイクルを上手に促しサポートする、また妨げないことがヘアケアにおいては大切です。

では、よく聞かれる髪や頭皮のトラブルをいくつか取り上げて、それにあわせたケアの方法を見ていきましょう。

頭のトップがペタン・・・。薄毛の原因と対策

「薄毛が最近気になっています。無添加の、頭皮に良いというシャンプーを使っているんですが・・・」

というあなたに

男性ほどしんこくではないかもしれませんが、女性でも「最近髪が薄くなってきた・・・。」という方、結構おられます。

特に30代後半以降

・髪が減ってきた
・細くなってきた
・ハリやコシがなくなった
・すぐペタンとしてしまう

と感じている方いらっしゃるのではないでしょうか。



加齢に応じて髪が減っていくのは、男性の場合と同様ホルモンバランスの変化によるもので、その人の遺伝的要素によって大きく左右される部分です。

遺伝に関してはいかんともしがたいところなのですが、そのほかにも、薄毛を後押ししてしまう要因があります。
それが、ストレスや生活習慣の乱れ。


先生

生活リズムを整えること、食事のバランスを見直すことが薄毛の回避につながります。

シャンプーに含まれるシリコンや洗い残した皮脂が毛穴に詰まると毛が抜けやすくなるというのは俗説で、体の中からの改善がポイントというわけですね。

意外!薄毛の要因のひとつにコレ?

薄毛の要因になる一つが『貧血』です。
貧血が薄毛の要因になるって知ってました?貧血はとても女性に多い症状ですよね。

そして厄介なのが、

「健康診断では特に貧血とは言われなかったから、大丈夫」
という方。

最近では、検査の時には貧血とでなくても、体内の鉄分の貯蔵量が不足している状態、
「潜在性鉄欠乏性貧血」
の人が増えているそうです。


先生

女性にとっては気を付けていないと不足しがちになる鉄分ですので、日ごろから鉄分の摂取、気にかけておきたいものです。

また、髪の状態は意外と生活習慣の影響を受けます。
早寝早起きを心がけ、栄養のバランスのとれた食事を取って、健康な髪を育てましょう。

それから、地肌の血行が悪くなることも、薄毛のもとになります。髪を結ぶ際はあまり引っ張りすぎないよう注意してください。

頭皮は、気が付かないうちに凝って硬くなってしまう事も。
時々頭皮のマッサージをすることで、血行を促進するのも◎です。

髪がバサバサしてサラサラ髪にならないワケは?

「髪がバサバサしています」

というあなたに

バサバサの髪の問題はキューティクルが傷んでいること。

髪を覆っているキューティクルが傷んではがれ、髪の水分が失われるためバサバサになってしまうのす。
キューティクルを守ることが大切です。

キューティクルを傷める原因とは?

キューティクルを傷める原因は

・パーマやカラーリング
・ヘアアイロンやドライヤー

です。

先生

パーマやカラーリングは過程で使用する薬剤を浸透させるためにどうしてもいったんキューティクルを破壊するため、髪にダメージを与えることになってしまいます。

パーマやカラーリングの回数は控えめにすることで、ダメージを最小限に抑えることができます。

ヘアアイロンやドライヤーも大敵で髪を作るケラチンに熱でダメージを与えてしまいます。
ドライヤーの使用時間を短くすること、できるだけダメージが少ない工夫と方法で使用することが大切です。

ドライヤーの使用時のポイント

髪が濡れた状態では、キューティクルが浮き上がっているので、ダメージを受けやすい状態にあります。それでドライヤーをかけるのは十分タオルドライをしてから。

びしょびしょに濡れたままでドライヤーをかけてしまわないようにしてください。

またドライヤーの吹き出し口は髪から20センチくらい離して使用して。
髪が乾ききるとと急に髪がドライヤーから受ける温度が上がってしまうので、髪が乾ききってしまう前に冷風に切り替えるのもポイントです。

まだある!キューティクルの敵

キューティクルのもう一つの敵が紫外線です。

屋外に出るときは、帽子をかぶったり、髪を束ねたり、あるいは髪用のUVケア用品を使うなどして、できるだけ髪が紫外線にさらされないようにして、髪を保護してください。

なぜフケがふえるの?原因と対策

「最近フケが気になって…前より丁寧にシャンプーしてはいるのだけど」

というあなたに

フケは、頭皮の角質層が垢となってはがれたもの。
頭皮のターンオーバーによるものなので、普通でも多少のフケは出るものです。

しかし、フケの量がいきなり増え始めて、ちゃんとシャンプーしているのに目立つというときは、頭皮のトラブルの可能性があります。

フケがたくさん出たり、頭皮がかゆくなる原因としてよくあるのが、脂漏性皮膚炎です。
皮脂の分泌のバランスが乱れたりや免疫が低下して、頭皮が炎症を起こしてしまっている状態です。

脂漏性皮膚炎のケアの基本は、頭皮を清潔に保つこと。


先生

シャンプーは、毎日または1日おきにして頭皮をきれいに保ってください。
そして炎症している肌を刺激しないよう、低刺激性のシャンプーを使って、指の腹でやさしく洗います。爪をたててしまうのはNGです。
それから、しっかりとすすぎましょう。

それでもフケやかゆみがひどいときは皮膚科を受診してください。脂漏性皮膚炎の場合、塗り薬で治療することができますが数年かかってしまう事もあります。

また、乾燥するとフケがふえてしまいます。

髪を乾かす際は、ドライヤーの熱風を頭皮にあまり長く当ててしまわないよう注意してください。

乾燥がひどい時は、椿油などで保湿してもよいでしょう。
少量の椿油を指の先に取り、頭皮を軽くマッサージするようにして揉みこみなじませます。

フケ改善に内側からのケアも大切

食生活を見直すし、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

皮脂の過剰な分泌を招いてしまうので、油っこいものや刺激の強いものは控えめに。バランスの良い食事を、きちんと日に3回取ることが基本です。

症状によっては医師に診てもらうのが一番の早道の場合もあります。
症状が改善しないなと思ったら、皮膚科を受診して早めの対処をしてください。

髪トラブルまとめ

今は髪質やトラブルに合わせたヘアケア用品がたくさんあります。それらも役に立ちますが、体の内側からバランスを整えるのが髪や頭皮のトラブルを防ぐ基本の土台です。

ダメージを防ぎ、髪や頭皮のサイクルを良いものにする事で、あなたの髪が本来持っているチカラを十分に引き出してください。

スポンサーリンク